中山公園は大連市内にあり、交通大学から歩いて45分、バスで3駅のところにある。 広大な敷地の中に樹木に覆われた憩いの場所がある。
まず、中山公園の西よりの処に、この公園の名前になっている孫文(孫中山)の銅像が立っている。孫文は1911年に辛亥革命で異民族の清王朝を倒し、漢民族の国家を建設し中国の近代化に貢献した。
そこからすこし歩くと、太極拳、将棋、カードゲームを微風がそよいでいる木立の葉陰でしている。
公園内を散歩していると、にぎやかな民族族楽器の伴奏に合わせて、赤・黄・緑などの扇子を持って踊っている「朝鮮族」に出会った。大連市民の人口比では、漢族が95%を占めているが、残りは朝鮮族・満州族・蒙古族・回族などの少数民族である。朝鮮族は中国東北部(旧満州)にもっとも多い少数民族だが、踊りが好きなことと、民族のアイデンティティを主張する気風が強いのだろうか。
また、各地の公園と同様に社交ダンスが盛んなのも中国の特色である。普通のオジサンやオバサンが恰好よく踊っているが、若者はいない。
次に公園の東側に行くと、古典楽器と西洋楽器を交えた伴奏で、女性が中国のポピュラーソングを歌っていた。中国の京劇の影響だろうか、女性はハイソプラノの美声で、日本でいえば「演歌」を歌っているのだろうか? 彼女はアマチュアながらこの公園の常連歌手で、多くのファンがいるので演歌の女王といったところだ。
我が大学の近くにある自由市場を散歩がてら見て回りました。ご興味のある方は下のpdfをクリックしてください。(2016年6月)
冬の味覚といえば、鍋料理です。中国の「火鍋」事情をご紹介しましょう。
ご興味のある方は下のpdfをクリックしてご覧くださいませ(2017年12月)。
つづいて、鯨、鶏、犬、羊など肉の話をしましょう。
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