2017年1月に寒冷の大連を元会社の友人二人が訪問しました。真冬の大連など見るべきものがほとんどないのですが、旅順の「老鉄山温泉」は日本風の佇まいで、旅館の宿舎も畳敷きで、我々は布団を敷いて寝ました。私は中国に住むこと十数年にして、はじめて中国のホテルで畳敷きの部屋を見ました。ご興味のある方は、下のpdfをクリックしてご覧ください。
2017年4月30日に四人で旅順の「203高地桜花園」と「黄渤海の分界線」を見に行きました。
遼東半島の最西南端の鉄山岬から、渤海と黄海の二つの海が見えます。そこの「黄渤海分界線」とは、海水の色の違いで「渤海」と「黄海」が接する海上に珍しい帯状地帯が発生するといいます。
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「万里の長城」は長い間、西のはずれが「嘉峪関」、一方、東端が「山海関」だと言われてきました。2017年4月2,3日その山海関のある秦皇島に旅をしました。
山海関は、モンゴル族・満州族などの北方諸族の侵略に備えた天下第一の「要塞」と呼ばれ、渤海に突き出た「出城」とともに、北の蛮族を一兵たりとも関内には入れさせないぞとばかり強固な守りを誇っています。
本リポートは、その見聞録を記述しながら、同時に「万里の長城」にまつわるドラマチックな歴史を紹介します。ご興味のある方は、下のpdfをクリックしてご覧ください。
吉林省の「長春」はかつて満州国の帝都であった。往時の建物が記念館や病院などに転用されて今も残っている。大連交通大学の学友四人が2017年ヤナギの種子が白い綿のように飛び交う季節に訪れた。著者渡辺さんは現在日本に帰国しているが、久しぶりに大連を再訪し、「長春漫歩」という興味深い旅行記をお書きになったので、ご紹介したい。